ペルーにはまだまだ知られざる美しい観光スポットが色々とあります。そのうちの一つである、ターコイズブルー色の美しい湖「ラグーナ69(Laguna 69)」へ行ってきたので、行き方やツアーへ参加した感想などを紹介しようと思います。これを読めば首都リマからの行き方全てがわかるように詳しくガイドしています!(価格は2025年2月現在のもの)
※当記事はラグーナ69のツアー参加記事ではありません。ツアーの様子は後編の【ハイキングツアー体験記】をご覧ください。
ラグーナ69はどこにある?
ラグーナ69は、ペルーの首都リマの北およそ400㎞、アンカシュ県にある世界遺産「ワスカラン国立公園」内にあります。近郊にある「ワラス(Huaraz)」という町がワスカラン国立公園への拠点になっています。
写真はワラスの町(2025年2月撮影)
ラグーナ69への行き方
ペルーの首都リマから、拠点となるワラスへはバスか飛行機で行くことができます。つい最近まではバスでしか行くことができず、片道8時間ほどかかっていたそうなのですが、最近になって空港が新設され、リマから飛行機で行くことができるようになりました。リマからはLATAM航空が1日1便のみ。所要時間約1時間。あっという間に着いてしまいます。
【LA2059便】リマ(LIM)7:05発 → ワラス(ATA)8:15着
【LA2060便】ワラス(ATA)8:50発 → リマ(LIM)9:45着 (2025年2月現在)
ワラスの空港は小さくてこじんまりしています。ターミナルには土産物などが売られている小さな売店、搭乗ゲート内にはカフェがありました。
飛行機を降りると目の前にワスカラン国立公園の雪山(標高3000m〜6000m)が見えて、かなりテンション上がりました!
【空港から市内へのアクセス】
空港から市内へのアクセスは、タクシーか乗合バスがあります。市内までの所要時間は30〜45分程。
タクシー利用だと約50ソル(約2150円)。
乗合バスは市内を走るコレクティーボを使用すれば5ソル(約215円)もかかりません。ただ、いつバスが来るかわからないのと、行きたい場所へダイレクトに行けるわけではないというデメリットはあります。コレクティーボは空港のゲートを出た目の前にある道路を走っています(バス停のようなものは特になかったです ※上の画像が空港目の前にあるバスの通っている道)。
また、飛行機が1日1便のため、それに合わせてツアー客を運搬する乗合バスのようなものも出ていました。客引きがすごいので、値段を聞いてみると25ソル(約1075円)ぐらいで乗れるようです。自分はコレクティーボで行くつもりだったので断ったのですが、かなりしつこく、どんどん値下げしてきたので、結局乗せてもらいました^^;(自分達が最後の客だったらしく、どうしても席を埋めたかったようですね)。こちらのバスはワラスの市街地アルマス広場で下ろしてくれます。
【ワラス市内から空港へのアクセス】
タクシーを使ってしまえば楽なのですが、やはり経済的なコレクティーボにはかないません。というわけで、バス停まで行く必要がありますが、コレクティーボで空港まで向かいました。
空港行きのコレクティーボが出ている場所は、道端から乗車したので正確には覚えていませんが、大体以下のような場所です。
アルマス広場から北へ4ブロック程にあるカラス(Caraz)通り周辺。この通りで「空港行きのバスはどこから出ていますか?」と聞きながら探してみてください。
空港方面に行くバスはカラス(Carhuaz)または空港近辺のアンタ(Anta)方面行き、乗車時に運転手へ空港へ行きたいと言えば、目の前で降ろしてくれます。運賃は3.5ソル(約150円)。安いですね・・・^^
地元のバスに乗ってゆ〜らゆら・・・。
アルマス広場から徒歩5分のエコノミーホテル
ラグーナ69へ行くツアーはアルマス広場近辺のホテルへピックアップしてくれるものほとんどなので、今回は現地に到着してからアルマス広場近辺で探しました。
「El Jacal」というホテルはアルマス広場沿いのスクレ(Sucre)通りにあり、こじんまりとしたエコノミーなホテル。テラスの多い、個人的には好みなホテルでした。
ペルーは2月は夏ですが、ワラスは夏でも夜はかなり寒くなります。なので熱いお湯が並々と出るシャワーは必須ですが、こちらのホテルは問題ありませんでした。ただ、エアコンは付いていないので部屋の中は寒かったです。それ以外は必要最低限なものは揃っているかなという感じでした(ドライヤーはフロントで貸してくれます)。
お湯を沸かせるポットなどもあったのでありがたかったです。コカ茶などのティーパックも置いてありました。標高が高いので(ワラスは約3100m)コカ茶を飲むと気休めになりますね。
お部屋の価格はオフシーズン(2月は雨季)で一部屋1泊70ソル(約2950円・朝食付)でした。
2泊しましたが、ラグーナ69へのツアーは早朝に出るのと、リマへの便も朝が早いので、朝食は一度もホテルで食べれませんでしたが、見晴らしの良い食堂もあります。
ツアーに参加するので「フルーツか何か持っていくことはできませんか?」とフロントで相談したところ、サンドイッチやフルーツ、ペットボトルのお水などを袋に詰めてフロントに置いておいてくれました。すごく親切!!
ホテルの斜め前にはスーパーもありました。お水買ったりするのに便利。
HOTEL【El Jacal】
住所:Jr. Jose de Sucre No.1044 Huaraz - Peru
ワラスの郷土料理はアヒ・デ・ガジーナ
アルマス広場を北側に向かって歩いていくと、少しごちゃごちゃとした生活感の漂うエリアになってきます。この辺りでやたらと見かけたのがアヒ・デ・ガジーナ(Aji de gallina)というペルー風のチキンスープ屋さん。パスタやジャガイモ、ゆで卵などがゴロンゴロンと入っているので、スープとはいえなかなかお腹に溜まるような食事です。メルカド(市場)の2階にも屋台のような食堂がたくさん集まっているので、そこで食べることもできますよ。
アヒ・デ・ガジーナはワラスの郷土料理でもあるらしいので、本場で食べてみてはいかが?
後編の記事ではラグーナ69へのツアー参加の様子(涙涙のハイキングツアー体験記!)を紹介しています。