どんなに忙しい旅のさなかでも、スーパーをウロウロするのだけは譲れないスーパー好きな私です。当記事では「メキシコのスーパーでお土産買うとしたらどんな物?」という疑問に(きっと)お役に立てるような品物を写真付きで紹介したいと思います!
メトロの駅を地上に出ると目の前にあったここのSuperamaは、わりと小規模でコンパクトながらにも、揃っている商品はちょっと高級志向だったりして、くまなく商品を見ていくのにはちょうど良かったのでけっこうお気に入りでした。現在は場所も建物も変わらず「Walmart Express」として営業中。
メキシコ土産で食品の定番といえばやはりサルサですよね!
缶詰めコーナーへ行くと、メキシコならではの「サルサの缶詰め」がたくさん並んでいるので、見てると面白いです。ミニサイズだと値段もかなり安く、少量ならお土産にできそうですね(ばら撒きには重くなってあまり向かないかもしれないですが…)。
La Costeña(ラ コステーニャ)シリーズの缶詰はけっこうどこのスーパーでも見かけます。スーパーならずとも、街中の小さな商店やコンビニなどでも売られているほど。
中身のテッパンはやはりサルサヴェルデかサルサメヒカーナですね。
どちらのサルサもそのまんまタコスにかけて食べるという使い道がありますが、私のおすすめはサルサメヒカーナ(SALSA MEXICANA)の方です。
サルサメヒカーナはアボカドをつぶしたものに混ぜ込んで、塩とライムで味を整えれば、メキシコ料理の「ワカモレ」が簡単に作れてしまいます!
より使い道が多いので断然おすすめですね。
料理通な人向けのお土産としては、サルサチポトレや、エンチラーダという料理向けのサルサといったところでしょうか。いずれもメキシコ料理に使うサルサなので料理をする人向けですね。チポトレは赤くなるまで熟したハラペーニョという唐辛子を乾燥させ、燻製したもの。その分フレッシュな唐辛子を使ったサルサよりも深みのある香辛料で、辛さも控えめです。
さらに上級のものとしては、こちらの煮込み系タコスの具などに使えるサルサ。あまりメキシコ料理には詳しくないもので、それぞれのサルサがどんな味でとかうまく言えなくてスミマセン…。
ちなみに紙パック系をスーツケースに入れて持ち帰るのは、箱が潰れてしまうことも想定しておきましょう!(中身が飛び出たりしたらサイアクです!)
そしてサルサではないですが定番中の定番といえばこのタヒンですね。パウダーになっているので、辛い物好きな人には何でもかけて食べることができるのでおススメです。メキシコではカットフルーツにかけたり、ビールを飲む時にグラスの縁につけたりもしますよ!
この粉ジュースのシリーズは値段も安くて軽いので、ばらまき土産にはもってこいですね。
メキシコならではの味の代表格は
この粉ジュースはひと袋で1リットルまたは2リットル分で売られているものが多いです。
2リットル用だと、コンビニなどで売られている2リットルペットボトルのお水にドバドバっと粉を入れて、ペットボトルを振れば即席でメキシコ風のドリンクが出来上がります。この手法はピクニックやアウトドアなどでも使え、しかも珍しい飲み物なので注目度も高いですよ!
ハマイカなどは色も綺麗なので、ゼラチンと砂糖を混ぜてゼリーを作ったりもできます。
メキシコ土産といえばテキーラも定番ですね。いっぱいありすぎてどれにすればいいかわからない…ってなった時にとりあえず抑えておきたいのは、
テキーラの熟成種類は大まかに3種類
メキシコのコーヒーも結構人気ですね。スーパーでもいろんな種類が売られていて、お土産にできそうなオシャレなパッケージなども結構あります。よく聞く産地はオアハカやベラクルス、チアパスなど。
このPELONというメキシカンキャンディー・・・。ぶっとい注射器みたいな形してまして、押し込むとところてんみたいにニュルニュルっとしたものが出てくるんです(笑)むかーし私も食べたきりなんですが、味もなかなかのもので、梅とライムとチリが混ざったような甘酸っぱい感じの不思議な味。タマリンド風味が多いみたいです。普通の飴玉でもこの味あったりして、わりとメキシコのお菓子では多い気がします。
おそらくなんですが、これはチリパウダーがまぶされたキャンディーだと思います。なかなか手強いですが、でもこれ系の味って意外と病みつきになったりもします。日本のお菓子で言うと小梅キャンディーみたいな味のギャップでしょうか。
めっちゃメキシコっぽいので、お土産には向いてると思います!
あまりメキシコっぽさはないですが、スーパーフードの入ったチョコレートなんかもあります。こちらはアマランサスのチョコレートですね。
こちらはサボテンアロマのキャンドル。なんとなくメキシコっぽくて手に取りたくなりますね♪この他にも、キッチン用品売り場へ行くと、メキシコ製のホーロー食器や鍋なども売っていたりします。レトロで色も可愛かったりするので、自分用にも思わず欲しくなってしまうようなものも。
9月の独立記念日や11月の死者の日などは、季節ものなんかもでてきます。どれもメキシコっぽいものばかりなので、見ているだけでもワクワクしちゃいます!
そして最後に、ナゾの缶詰を一つ紹介。
ウイトラコチェ(Huitlacoche)という謎の珍味。こうやって缶詰で売られているということはメキシコではある程度一般的なものなのかもしれないですが、私はむかしチアパスを一人旅した時に、宿泊先の主から山奥のとある小さなフィエスタ(パーティ)へ招かれ、そこで手作りしてくれたピザにこの謎の食べ物が入っていたのです。見た目グロくて、おえーーってなりそうでしたが、この食べ物の正体は大雑把にいうとトウモロコシの腐ったようなもの(?)なのだそうです。味はもう覚えてませんが、勇気のある人はチャレンジしてみてください!土産にはちょっとキツイそうですかねw

メキシコのスーパーのお話
まずはお土産の話から少しズレます…。スーパーのことについてツラツラと語りますので、すぐにでも土産物を見たい!というかたはこの章はすっ飛ばしちゃってください! メキシコには色んなスーパーがありますが、2022年5月にメキシコシティへ行った時に私が見かけたスーパーは、昔から変わらず営業中のWalmart(ウォルマート)や、Chedraui(チェドラウイ)、Bodega Aurrera(ボデガアウレラ)などがあり、いずれも店舗面積が巨大な上にその分品揃えもかなり豊富です。 いっぽう、地方ではよく見かけていたSORIANA(ソリアナ)やMEGA(メガ)、HEB(アチェエーベー)などは現在どうなってるのか未確認ですが、きっと今でも機嫌良く営業していてくれていることと思います! そして今回「あれ?無くなってる?」と思ったのが、Superama(スペラマ)でした。無くなったというより変わっていたと言った方が良いかもしれません。以前、メキシコ生活していた時にお気に入りだった、ポランコ駅前にあったSuperamaはWalmart Express(ウォルマートエクスプレス)として生まれ変わっていました!
2020年に店名を変えたSuperama
Superamaは2020年10月に店名を「Walmart Express」に変更したのだそうです。もともとWalmartの系列だったようで、パンデミックのさなかでの店名変更は企業の経営戦略の一つであったのだとか。Expressではない通常のWalmartとは差別化を図って、より便利でデジタル化の進んだ店舗としてやっているようです。メキシコの食品土産といえばサルサ!サルサ!
ではここからはお土産になりそうなものを紹介していきたいと思います!




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粉ジュースもなかなか使えます!

- オルチャータ(Horchata)
- タマリンド(Tamarindo)
- ハマイカ(Jamaica)

メキシコといえばテキーラ!そしてコーヒーも

- Blanco(ブランコ)・・・60日以内
- Reposado(レポサード)・・・60日〜1年
- Añejo(アニェホ)・・・1年以上

メキシコのお菓子は手強いぞ
ばらまき土産として抑えておきたいのはやっぱりお菓子!と言いたいところなんですが、メキシコのお菓子ってなかなかなんですよ。日本人には食べ慣れないと言いますか・・・。


番外編
これまでは食品を主に紹介してきましたが、スーパーには雑貨コーナーもあったりします。
