ここ数年、1年に1回のペースでメキシコへ行ってるけども、
今年ほど物価高騰に驚いたことはなかった。
年々上がってるのは感じてたけど、
こんなぶっ飛ぶほど高い!と感じたのは初めて。
とにかく何もかもが高ーい!東京並み?いや、東京以上かも。
メキシコの人たちの賃金も上がってはいるらしいが、
物価に追いついていないという現状らしい。
生活厳しいと思う。日本も同じだけど。
私がいつもメインで滞在したり歩き回ってる場所自体が街の中心地だったり、
アメリカ人などの観光客が多く訪れるエリアだったりもするので、
それもあって物価が高いと感じた部分もあるかもしれない。
ただでさえ物価も上がってるのに、円安も重なり、高騰感半端なかった。
おかげでなんだかメキシコ滞在の魅力が激減してしまったような感じ。
今回はキッチン付きアパートメント型のホテルに泊まったので(大正解💡)、
スーパーで食材買ったりして節約を試みたけど、スーパーも高いわ・・・^^;
メキシコならではのものでも作ろうと、ヘルシータコスなるものを作ってみた。
具の中にカボチャの花?(Flor de Calabaza)を入れてみたのだけど、
日本の野菜だとナバナみたいなもんだろうか。
これが1束52ペソ(約500円弱)!いやいやいや、高すぎでしょ。
Flor de Calabazaってそんなに高級品なの???
ノパル(ウチワサボテン)のトルティージャ、こちらも50ペソぐらい。健康食品系のものなので、こちらは納得の値段というところだろうか。
ちなみにポテトチップスなんて一番ちっちゃいのでも25ペソ(240円ぐらい)、
大きいので74ペソ(700円ぐらい)。
最後の晩餐は絶対ポテチ!
ってぐらいポテトチップスが好きな人ぐらいしか買わないんじゃないだろうか。
(いや、おそらくアメリカ人観光客などは普通に買ってるんだと思います)
庶民的なレストランのコミーダコリーダ(定食)でも
100〜150ペソ近くして(920〜1400円ぐらい)、
日本のランチの方が安上がりでしょ。
アメリカ大使館裏にあった食堂のコミーダコリーダ100ペソ。
辛すぎてお腹こわしました^^;
ローマノルテにあるボヘミアン風レストランの定食150ペソ。
ナッツや野菜多めのベジパスタでヘルシー感たっぷり。
(パスタにライスつけ合わせてしまい大失敗・・・)
高いけどここはローマノルテだし、
このオシャレ雰囲気(トップ写真のレストラン)を考えると妥当な値段か。
外食はほんとお金がかかるので、今回は自炊である程度節約できたと思う。
メキシコ滞在はこれからはキッチン付きが必須になりそうだな。
ちなみに地下鉄やバスなんかは昔に比べると値上がりはしているものの、まだ100円以内で乗ることができます。思うところ、とりわけ値段の高いものはホテルや飲食店なのかなと。
スーパーはもしかしたら観光客の行かないような場所だったらもう少し落ち着いた値段かもしれないです。だって、あんなんだったら生活できないよ。
で、日本に帰ってスーパーに行ってみると、何もかもがやすーい!
外国人が日本を訪れて口揃えて物価が安いというのがよくわかりました。
でもでも、物価が安いはずなのに買うのを躊躇ってしまう・・・。
嗚呼、結局自分の賃金だけが世の中の物価に追いついていなかったんだな。
日本のヤバさ、海外に行ってみるとよくわかるんだなって今回初めて実感したのでした。