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マチュピチュ遺跡を観光するにはお金がかかるというイメージがありました。実際に行ってみて確かに費用はいろいろとかかりましたが、節約できるところなどもあったと思います。当記事では、一部節約を試みながらマチュピチュ観光をし、実際にかかった費用をまとめてみました。

※ここで紹介する費用はクスコからの交通費や入場料等で、宿や食事代は入っていません(価格や情報は2018年12月現在・1ソル30円で計算)

往路は乗合バス&徒歩で大幅節約

私はクスコからアグアスカリエンテス(通称:マチュピチュ村)まで乗合バス&徒歩という方法で行きました。ここが一番大きく節約できたところだと思います。しかし費用は節約できるのですが時間&体力と引きかえにという感じですね。

クスコから7時間乗合バスに乗り、その後に3時間のトレッキングをします。移動にまる1日かかるうえに体力も必要となります。しかし得られるものも多く、トレッキングでは大自然や絶景を見ることもできたし、アグアスカリエンテスへ到着した時の達成感は素晴らしいものでした。

【費用】

クスコ→アグアスカリエンテス(バス&徒歩):35ソル(約1,050円

↓以下の記事で徒歩コースの内容を紹介しています↓

復路は列車利用で少し贅沢に

往路と同じ方法で戻ればここでも大幅節約できたのですが、マチュピチュ観光の後にまた3時間歩いて7時間バスというのはさすがにキツいなァと思い、帰りは列車を使うことにしました。私が今回利用した列車はインカレイル(INCARAIL)です。チケットは事前にネットで購入しておきました。

INCARAILのネット予約はこちらで

ネットでの購入は英語かスペイン語のみです。

クスコのアルマス広場にもINCARAILのオフィスがあるので、ここで直接購入することもできます。

ネットで予約すると、自分のメールアドレス宛に予約確認書がPDFファイルで届くので、旅に出る前にプリントアウトしておきましょう。旅先でプリントアウトできなければ、INCARAILのオフィスに行けばプリントしてくれます。

私が乗った列車は14:30PMアグアスカリエンテス発。オヤンタイタンボ到着は16:00PMごろでした。この時間の列車を選ぶと午前中いっぱいはマチュピチュ観光ができ、その日のうちにクスコへ到着することができます。

【費用】

アグアスカリエンテス→オヤンタイタンボ(列車):65USドル(約7,500

オヤンタイタンボからもうひと節約

復路の旅はここで終わりではありません。オヤンタイタンボからクスコまではコレクティーボという乗合バスで移動しました。列車を降りると客引きがたくさんいます。タクシーの客引きとごっちゃになって声をかけてくるので、間違えないようにしましょう。コレクティーボの相場は10ソルぐらいです。

オヤンタイタンボからクスコまでの道のりは約1時間半ぐらいかかります。バス出発までかなり長く待たされたので(人が集まるまで出発してくれない)、オヤンタイタンボを出たのは17:00PM近かったです。クスコへ到着したのは18:30PM過ぎごろでした。

【費用】

オヤンタイタンボ→クスコ(乗合バス):10ソル(約300

村からマチュピチュ遺跡までの交通費も節約可能

アグアスカリエンテスからマチュピチュ遺跡まではバスで行くのが一般的となっていますが、このバスがまた驚くほど高く、片道12USドル(往復24USドル)もするのでびっくりしてしまいます!マチュピチュ遺跡はもうすぐそこだというのに、まだ高額な交通費がかかるのかと、結構滅入りました。

ただ、この区間にはハイキングコースがあって歩いて行くこともできます。しかし登りは相当きつそうなので、節約コースにするのなら下りをおすすめします。私も登りはバスを使用し、下りをハイキングコースにしました。もちろん徒歩なので無料です。

↓ハイキングコースの様子はこちらでも紹介しています↓

【費用】

アグアスカリエンテス→マチュピチュ遺跡バス代:12USドル(約1,370

【入場料】マチュピチュ遺跡入場チケット

一番重要なところです。マチュピチュ遺跡は事前にチケットを購入しておかないと入場できません。1日の入場者数も限られているのでギリギリになったりすると入場者数オーバーで入場できないなんてこともありえます。

私の場合は12月の雨季の時期だったので、チケットにもだいぶ余裕がありました。チケットの販売状況は文化庁のホームページで見ることができます。

Point
観光したい日と人数を入れてDISPONIBILIDADというボタンを押します。そうするとESPACIO DISPONIBLESという欄に数字が出てくるので、その数が空き人数になります。

どのタイミングでチケットを買おうか常に頭を悩ましていたのですが、結局買ったのはクスコに着いてから。現地のチケットオフィスで直接購入しました。チケットオフィスはアルマス広場からも近いところにあります。

ガルシラソという通りにあり、この辺には旅行代理店などもあります。

一番左のガラスの扉の場所がマチュピチュのチケット売り場です。

※チケットをデビットカードで購入すると8ソルの手数料が別途かかりました。

【費用】

マチュピチュ遺跡のみ入場料(ワイナピチュ入場料などは別途):152ソル(約4,560

節約コース費用のまとめ

ここまでに記した交通費や入場料をまとめると以下の通りです。

  • クスコ→アグアスカリエンテス(バス&徒歩):35ソル(約1,050円)
  • アグアスカリエンテス→オヤンタイタンボ(列車):65USドル(約7,500円)
  • オヤンタイタンボ→クスコ(乗合バス):10ソル(約300円)
  • アグアスカリエンテス→マチュピチュ遺跡片道バス代:12USドル(約1,370円)
  • マチュピチュ遺跡入場料:152ソル(約4,560円)

トータルで約15,000円ほどでした。私は片道列車にしたり遺跡まで片道だけバスを使いましたが、これらをさらに節約すれば1万円以下で移動と観光ができることになります。

ただし上記の費用の他にも、アグアスカリエンテスでのホテル代や食事代なども別途かかります。また、2017年ごろからマチュピチュ遺跡観光にはガイドを雇わないと入場できないという情報などが錯綜していました。私が行った時点ではガイドなしでも入場できましたが、ガイドを雇うとグループでも1人10ドルほどかかるという話を聞きました。

マチュピチュへ行ってみた感想

正直なところ、やはりマチュピチュ観光にはお金がかかるというイメージは覆されることはありませんでした。マチュピチュ遺跡そのものは素晴らしいです。でも個人的にはこれまでに何度も写真で見ていたからか、写真と同じだなというほどの感動しか味わえませんでした。

でもやはりマチュピチュは「一度は行っておきたい場所」だったので、結果的には行ってよかったと思っています。

マチュピチュに対する憧れや感動の大きさは人それぞれ。豪華に行っても節約コースを使ってもそれぞれの良さや欠点があります。

他の観光地よりもお金のかかるところなので、自分のスタイルにあった納得のいく計画を立てて、より充実したマチュピチュ観光をお楽しみください!

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