海外旅行のお土産をスーパーマーケットで探すのって面白いものに出会えそうで楽しいですよね。私もスーパーをうろうろするのが大好きで、ペルーならではのお土産になりそうなものをいろいろと探ってみたのでまとめてみました。
※ブログ引越しの際に、いくつかの画像が無くなってしまいました・・・。所々で画像が抜けており、ご迷惑をおかけしております。(現在代替画像を探しております)
ペルーの主要なスーパーマーケット
まずはペルーにあるスーパーのお話から。
ペルーにはいくつかのスーパーマーケットがありますが、なかでもよく目にするのはWong(ウォング)というスーパー。
Wongはショッピングモールなどに大型店舗が併設されていたりして、食料品や生活用品はもちろんのこと、電化製品やチケット類、場所によってはスマホのsimカードまでなんでも揃うスーパーといったイメージです。
そしてWongに次いでよく見かけるのが同系列スーパーのMetro(メトロ)。こちらは繁華街よりも住宅街などでよく見かける感じがしました。
私の滞在していたペルー人家庭の近所にもMetroがあったので、ほぼ毎日のように利用していました。ペルーは日本のようにどこにでもコンビニがあるわけではないので、こういった庶民的なスーパーがコンビニのような役目を果たしている感じがします。私がよく利用していたMetroは出来あいの総菜などが充実していて、しかも美味しかったです。特にタマルは私のお気に入り。
そして店舗数ではWongやMetroには劣るけども、逆に希少で高級志向な感じのするVivanda(ビバンダ)もついつい入りたくなるスーパー。
基本的に売ってるものは他と変わらないけども、店舗がコンパクトで回りやすいので、隅々まで見渡してじっくりと掘り出し物を探したくなります。成城石井みたいな感じのするスーパーです。
キヌア製品がわんさか!もらって嬉しいスーパーフード
ペルーはキヌアをはじめとしたスーパーフードが豊富に収穫されている国です。日本でもキヌアは手に入りますがやっぱり高いですよね。
ペルーだとオーガニックのものでも安く買えますし、キヌアバーやポップなど気軽に食べれるものなども普通にスーパーで売られています。
特にパフのようなポップは日本でもなかなか手に入らないし、持ち帰るにも軽いのでおすすめです。
こちらはアマランサス(Kiwicha)ポップ。アマランサスはキヌアに比べ、数倍も栄養価の高いスーパーフードと言われています。そのまんまヨーグルトやフルーツなどにかけて食べるだけでたっぷり栄養がとれてしまいます!
こちらもアマランサスのポップ。かわいい箱入りなのでお土産にもぴったり!
ちなみにキヌアそのものは豆や米などの穀物類売り場に陳列されていますが、ポップはグラノーラなどが売っている健康食品コーナーのようなところにあります。
※キヌアポップはスーパーマーケットよりも週末などに開催されているオーガニックマーケットでの方がよく見かけました。
こちらはキヌアバー。袋入りのバラのものも売っていますが、バラだと運ぶ途中で形崩れしてしまうことも。箱入りの方がばらまき土産にもなっておすすめです。
キヌア以外にもペルーならではのスーパーフードといえばルクマ、アルガロビナ、アグアイマントなどもあります。ルクマやアルガロビナは粉末やシロップでも売られていて、お菓子作りやスムージーなどに混ぜて使うことができます。
アグアイマントはそのままドライフルーツとして売られていることも。
キヌアの持ち帰り注意点
キヌアはスーツケースにしまうと、製品によっては袋が脆くて崩壊してしまい、スーツケース開けたらキヌアが散らばってた!なんて悲劇に見舞われる可能性もあります(実際私がそうなりました…)。
手荷物で持って帰る方が安全ですが、ペルー、アメリカの空港の手荷物検査で2度も引っかかってしまいました。基本的には持っていけますが、空港でチェックを受ける可能性もあることを覚えておくといざ止められてもビクビクしないで済むかも…?!
お菓子売り場はばらまき土産の宝庫!
スーパーのお菓子売り場に行くと、小分けに袋詰めされたお菓子をさらに6個とかにまとめて売られている製品ががたくさんあります。クッキーやチョコパイみたいなものが多め。
このMorochas(モロチャス)はバニラ風味のビスケットにチョコレートがコーティングされたシンプルなお菓子、素朴な感じで懐かしい味がします。ペルー人のお友達もこれがお気に入りのようでした。私も普段あまりビスケットは食べない方なんですが、これだったら甘さが控えめなのでいくらでも食べれてしまいます。6個入りで150円ぐらいなのですごく安いですよね!
このDoña Pepa(ドーニャペパ)のチョコレートは日本在住のペルー人の友人から買ってきてほしいと頼まれたお菓子(オリジナル画像紛失のため、海外のAmazonさんから画像をお借りしています・・・)。ペルー人なら誰でも知ってるらしいこのお菓子は、ちょっとパサッとしたクッキーにチョコレートがコーティング、この袋の絵のお姉さんの頭みたいな、カラフルでプチプチした砂糖菓子がさらにコーティングされています。こちらも6個セットで、どこのスーパーにでも売っています。
先ほどのスーパーフードでも少し登場しましたが、これはルクマ味のチョコレート。インカの時代から食べられているというルクマは本当にペルーらしいお土産フレーバーの一つです。こちらは12個入りで500円もしないぐらいでした!
チョコレートといえばペルーの定番土産として人気のチョコテハというものもありますが、こちらはあまりスーパーでは見かけません。チョコテハは街中に専門店などがあります(ルクマ味のチョコテハも売っていますよ!)。
ピスコそれともワイン?ペルーのお酒どれにする?
私は個人的に赤ワインが好きなので、まずはペルーのワインから紹介したいと思います。
Queirolo(ケイロロ)は1880年ごろにイタリアからペルーへ移住してきたケイロロ一家がリマ近郊にブドウ園を持ったことから始まった伝統酒造です。
ペルーのワインといえばTACAMAやINTIPALKA、TABERNEROなどもありますが、実はこれらは日本でも買うことができます。とはいっても日本では輸入品として売られているので価格も少し高め。ペルーだと安く買えますよ。
INTIPALKAはケイロロが販売しているブランドです。
ピスコの方もやはりQueiroloやTACAMA、TABERNEROのものが販売されていますが、Cuatro Gallos(クアトロガジョス)はロゴやボトルもオシャレなのでもらって嬉しいお土産になりそうです。しかもネットで調べる限り日本では売られていなさそうですよ。
そしてペルーのラム酒といえばCARTAVIO(カルタビオ)。熟成度の幅も広いですが、5年、8年あたりのものでも1,500〜2,500円程度で購入できるのでおすすめです。
お酒類は空港の免税店でも買えますが、スーパーで買う方が断然安く手に入るのでもし時間に余裕があって、値段も重視するのであればぜひスーパーで買うことをおすすめします!
ユカ芋のチップスもペルーならでは
日本ではキャッサバ芋というとタピオカの原料として知られていますが、ペルーではタピオカの姿で見ることはほとんどなく、フライにしたり煮込んだりして日常的に食べられています。
こちらではキャッサバ芋のことをユカ(Yuca)と言います。
そしてユカのベジーチップス(グルテンフリー)なども売られています。日本まで持って帰るには嵩張るし割れてしまいそうなのでちょっと大変かもしれないですが、小袋のも売られているのでこれなら手荷物で持って帰れそうです。お値段も一袋で50円ぐらい。
こちらは粉末のチチャモラーダ。紫トウモロコシをフルーツやシナモンと一緒に煮込んだジュースでポリフェノールたっぷり、若返ってしまいそう!こちらのお値段も50円ほどだし小さいのでまとめ買いに最適。ばらまき土産にもなりそうです。
簡単に使えて楽チン!ペルー料理の調味料
さて、スーパー土産の中でももっともチェックしたくなる調味料コーナー。現地にしかない珍しいものを見つけたりするとついお土産で渡したくなりますよね。しかし、調味料は使い方がわからないと土産としてもらった方も困ってしまったり、使わずに茶箪笥に眠ったままで消費期限を迎えてしまったなんてことにも。
お水などを加えて温めるだけとか、シンプルな使い方のものもありますので少しご紹介します。
こちらはクレマ デ チョクロという商品で、ジャイアントコーンのスープです。お水とミルクを加えて温めるだけの簡単クック!
こちらはペルー味の素が出している「アジノミクス」シリーズのガーリックライス。白いご飯に混ぜて炊くだけでガーリックの香りがする美味しいご飯が炊きあがります。このガーリックライスをロモサルタードなどの付け合せにすると本当にご飯がすごく進みます。
そして同じくこちらもアジノミクスシリーズの中華版。チャウファというペルー 風のチャーハンが簡単に作れてしまう調味料です!
他にも調味料系でアヒアマリージョ(黄色唐辛子のソース)やコリアンダー(パクチー)ソースの小分けパック、パパアラワンカイナのクリームソースなどペルー料理を作るための調味料もあります。もし自分でペルー料理作りに挑戦してみたい!っていう人には手頃な値段で買える小分けパックは嬉しい品物ですね。
いかがでしたか?ペルーのスーパーにはお土産にしたくなるような小分けパックのものや、もらったら嬉しいスーパーフードなどが充実しているので本当に見ていて楽しいです!美味しいペルー料理をたくさん食べた後、散歩がてらにでもぜひスーパーを覗いてみてください!